歯のレントゲン、子供でも安全?

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歯のレントゲン、子供でも安全?

歯科治療について

2026/10/05



「歯医者さんでレントゲンを撮ると言われたけれど、放射線が心配…」 
「まだ小さいのに、本当にレントゲンは必要なの?」 
「毎年撮影しても大丈夫?」 

保護者の方からこのようなご質問をいただくことがあります。 

レントゲンと聞くと、「放射線」「被ばく」という言葉から、不安を感じる方も少なくありません。

特に成長途中のお子さんの場合、「できるだけ身体に負担をかけたくない」と思うのは、親御さんとして当然のことです。 
しかし、歯科のレントゲンは、必要な情報を得るために、必要な範囲を撮影する大切な検査です。 

今回は、

 • 子どもにレントゲンは必要なの? 
 • どんな時に撮影するの?
 • レントゲンにはどんな種類がある? 
 • 放射線量はどのくらい? 
 • 1年に1回撮影しても大丈夫? 
 • レントゲンを怖がる子どもにはどうする? 

などについて、わかりやすくご紹介します。 

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子どもの歯科でレントゲンは必要? 

結論からいうと、すべてのお子さんに毎回必ず必要というわけではありませんが、正確な診断のために必要な場合があります。 

お口の中を直接見るだけでは、わからないことがたくさんあります。 例えば、歯と歯の間にできたむし歯や、まだ歯ぐきの中に隠れている永久歯の状態、顎の骨の中で起こっている変化などは、見た目だけでは確認できません。
 
レントゲンを撮影することで、お口の「見えない部分」を確認することができます。 
歯科のレントゲンは、むし歯だけを調べるためのものではありません。 

子どもの場合は特に、 

 • 永久歯がきちんと育っているか
 • 永久歯が生えてくるスペースはあるか
 • 歯の数に異常はないか
 • 生えてこない歯がないか
 • 余分な歯がないか
 • 永久歯が違う方向を向いていないか
 • 顎の成長に問題がないか 

など、これからのお口の成長を確認するためにも大切な検査です。 

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レントゲンはどんな時に必要? 

では、具体的にどのような時にレントゲン撮影を行うのでしょうか? 


① むし歯を詳しく調べたい時 

  むし歯は、お口の中を見ただけでは発見できないことがあります。 
  特に、歯と歯の間のむし歯は、外から見ただけではわかりにくいことがあります。 
  「見た目はきれいなのに、実は歯と歯の間にむし歯ができていた」 ということもあります。 
  レントゲンを撮影することで、 むし歯の有無や深さ、神経までの距離 などを詳しく確認できます。 
  早い段階でむし歯を見つけることができれば、大きな治療になる前に対応できる可能性もあります。 


② 永久歯の成長を確認したい時 

  子どものお口の中では、乳歯の下で永久歯が少しずつ育っています。 しかし、永久歯はすべてお口の中に見えているわけではありません。 
  レントゲンを撮影することで、 
  「永久歯はちゃんとあるかな?」
  「どのくらい育っているかな?」 
  「正しい方向を向いているかな?」 
  といったことを確認できます。 

  特に、小児歯科や小児矯正では、永久歯の状態を早めに確認することが、その後の治療や予防につながることがあります。 


③ 歯並びや顎の成長を確認したい時 

  歯並びは、歯だけの問題ではありません。 
  顎の大きさや成長、上下の顎のバランス、永久歯の生えてくる位置など、さまざまなことが関係しています。 
  「まだ歯並びが悪く見えないから大丈夫」 と思っていても、歯ぐきの中では永久歯のスペースが足りない場合もあります。 
  レントゲンで確認することで、今後の成長を予測し、必要に応じて早めに対応することができます。 


④外傷を受けた時 

  子どもは転んだり、ぶつかったりして、歯を強く打ってしまうことがあります。 
  
  特に、 
  ・歯がぐらぐらする 
  ・歯が欠けた 
  ・歯の位置が変わった 
  ・歯が歯ぐきの中に入り込んだ 
  ・強くぶつけたあと、痛みが続く 
  といった場合には、レントゲン検査が必要になることがあります。 

  見た目には大きな問題がなくても、歯の根やあごの骨に影響が出ている場合があるためです。 
  また、乳歯の下には永久歯が育っています。 乳歯を強くぶつけた場合、永久歯への影響について確認する必要があることもあります。 

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歯科のレントゲンにはどんな種類がある?

歯科医院では、目的によってさまざまな種類のレントゲンを使い分けています。 
ここでは代表的な4種類をご紹介します。 


① パノラマレントゲン 

パノラマレントゲンは、お口全体を1枚の写真で確認できるレントゲンです。 乳歯だけでなく、歯ぐきの中にある永久歯や顎の骨なども確認できます。 

子どもの場合は特に、 
• 永久歯があるか 
• 永久歯の数 
• 永久歯の向き 
• 生えてくる位置 
• 過剰歯がないか 
• 顎の状態 
などを確認するために役立ちます。 

「今、生えている歯」だけではなく、これから生えてくる歯まで確認できるのがパノラマレントゲンの大きな特徴です。 


② デンタルレントゲン 

デンタルレントゲンは、特定の歯を詳しく撮影するレントゲンです。 お口の中に小さなフィルムやセンサーを入れて撮影します。 

1枚で数本の歯を細かく確認できるため、 

• 歯と歯の間のむし歯 
• むし歯の深さ 
• 歯の根っこの状態 
• 歯の周りの骨 
• 生え変わりの状態 

などを確認することができます。 
パノラマではお口全体を確認し、デンタルでは「この歯をもっと詳しく見たい」という時に使用されます。 


③ セファロレントゲン 

セファロとは、頭部全体を規格化された一定の条件で撮影するレントゲンです。 主に矯正歯科で使用されます。

 歯並びだけでなく、 
• 顎の大きさ 
• 上顎と下顎のバランス 
• 顎の位置 
• 歯の傾き 
• かみ合わせ 
• 顔や顎の成長 
などを詳しく分析することができます。 

小児矯正では、現在の歯並びを見るだけではなく、 
「なぜこの歯並びになっているのか」 
「顎がどのように成長しているのか」 
を確認することが大切です。 

セファロは、同じ条件で撮影することで、成長に伴う変化を比較できるという特徴もあります。 


④ 歯科用CT 

歯科用CTは、通常のレントゲンとは異なり、お口や顎を立体的に確認できる検査です。 

必要な部分を3D画像で確認できるため、
• 歯の位置 
• 埋まっている歯の状態 
• 歯の向き 
• 顎の骨の状態 
• 神経や周囲の組織との位置関係 
などを詳しく調べることができます。 

ただし、CTはすべての患者さんに必要なわけではありません。 通常のレントゲンでは判断が難しい場合などに、必要性を考えて撮影します。 

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放射線量はどのくらい? 

「レントゲンが必要なのはわかったけれど、やっぱり放射線量が心配…」 という方も多いと思います。 
しかし、歯科のレントゲンで使用する放射線量は、一般的に非常に少ないとされています。 

機器や撮影方法、撮影範囲によって差がありますが、
放射線量の目安は
・デンタル 約0.01〜0.02mSv 
・パノラマ 約0.03〜0.04mSv 
・セファロ 機器によって異なる 
・歯科用CT 約0.1mSv程度〜 
とされています。 

私たちは、レントゲンを撮影しなくても、普段の生活の中で自然界から放射線を受けています。 

放射線は、  
• 大地 
• 空気 
• 宇宙 
• 食べ物 
などからも自然に受けています。 

そのため、歯科のレントゲンだけを特別に怖いものと考える必要はありません。 
当院では、必要な時に、必要な範囲だけを撮影することを大切にしています。 

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一年に一回レントゲンを撮影しても大丈夫? 

「去年も撮ったのに、また撮るの?」 
「毎年レントゲンを撮影して大丈夫?」 
このようなご質問もよくあります。 

まず大切なのは、レントゲン撮影の頻度は、すべてのお子さんで同じではないということです。 むし歯のリスクや歯の生え変わり、永久歯の状態、矯正治療の必要性などによって、撮影するタイミングは異なります。 

例えば、 
• むし歯のリスクが高い 
• 歯と歯の間を確認する必要がある 
• 永久歯の成長を確認したい 
• 歯の生え変わりに気になる点がある 
• 小児矯正の経過を確認している 
などの場合には、定期的なレントゲン撮影が必要になることがあります。 

一方で、特に確認が必要ない場合には、毎回撮影するわけではありません。 
大切なのは、 「前に撮ったから、今年も必ず撮る」ではなく、「その時のお口の状態にレントゲンが必要かどうか」を判断することです。 

また、以前のレントゲン写真と比較することで、目では見えない変化を早く見つけられることもあります。 気になる場合は、 「なぜ今回レントゲンが必要なのですか?」 「何を確認するために撮影しますか?」 と、遠慮なく歯科医師やスタッフに聞いてくださいね。 

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レントゲンを怖がる子どもにはどうする? 

大人でも少し緊張するレントゲン撮影。 初めての子どもが怖がるのは、決して珍しいことではありません。 

特に、 
「機械が大きくて怖い」 
「何をされるかわからない」 
「じっとしていないといけない」 
「お口の中にフィルムを入れるのが苦手」 
など、不安になる理由はさまざまです。 


①まずは機械を見てみよう 

怖がっている子どもには、すぐに撮影を始めるのではなく、 
• 機械を見てみる 
• 触れる部分を確認する 
• どんな風に動くか説明する 
など、少しずつ慣れてもらうことも大切です。 

「これはお口の写真を撮るカメラだよ」 「痛いことはしないよ」 と伝えることで、安心できることがあります。 


②無理をしないことも大切 

どうしても怖くて撮影できない時には、その日の状態によっては無理をせず、別の日にチャレンジすることもあります。 ただし、痛みや腫れなどがあり、診断のために早急な撮影が必要な場合もあります。 子どもの年齢や性格、お口の状態によって対応は異なりますので、歯科医院と相談しながら進めていきましょう。

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子どものレントゲンは「今」だけでなく「これから」を見るための検査 

子どものお口は、毎日少しずつ変化しています。 乳歯が生え、永久歯が育ち、顎が成長し、歯が生え変わっていきます。 そのため、今見えている歯だけではなく、「歯ぐきの中で何が起こっているのか」 「これからどのように成長していくのか」 を確認することが大切な場合があります。
 特に小児矯正では、歯並びだけではなく、顎の成長や永久歯の状態を確認することがとても重要です。 レントゲンは、子どものお口の中にある「見えない部分」を確認し、むし歯や歯並びの問題を早期に発見するための大切な検査のひとつです。 

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まとめ|必要なレントゲンを、必要なタイミングで 

「子どものレントゲンは安全?」 というご質問に対して、一番大切なのは、 必要性をしっかり考えた上で、必要な範囲を適切に撮影することだと考えています。 

歯科のレントゲンには、 
• デンタル 
• パノラマ 
• セファロ 
• 歯科用CT 
などがあり、それぞれ確認できる内容が異なります。 

レントゲンを撮影することで、 
✓ 見えないむし歯を発見する 
✓ 永久歯の状態を確認する 
✓ 歯の生え変わりを確認する 
✓ 歯並びや顎の成長を見る 
✓ 早期に問題を発見する 
ことにつながります。 

放射線が心配になるお気持ちは、決して間違っていません。 だからこそ、「なぜ撮影するのか」「何を確認するのか」を理解していただいた上で、安心して検査を受けていただきたいと思います。 

お子さんのお口は、成長とともに大きく変化していきます。 「今は痛くないから大丈夫」 「見た目はきれいだから大丈夫」 と思っていても、歯ぐきの中では変化が起こっていることもあります。 

お子さんの虫歯、生え変わり、永久歯、歯並びなどで気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。 

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女性ドクターならではの、やさしく安心できる診療 

当院の院長は、女性歯科医師です。自身も歯列矯正を経験し、二児の母として現在も育児に向き合う立場から、お子様や保護者の方の気持ちに寄り添ったきめ細やかな配慮を大切にしています。 初めての歯科受診や矯正相談の方にも分かりやすく丁寧にご説明し、安心してご来院いただける環境づくりを心がけています。 「歯科が苦手」「矯正が不安」そんなお気持ちに寄り添いながら、無理な診療は行わず、お一人おひとりのペースを大切に診療しています。 

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