マイオブレースとプレオルソの違いは?

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マイオブレースとプレオルソの違いは?

歯科治療について

2026/03/03



こんにちは、西宮市の中津浜デンタルクリニック・こども矯正歯科です。
今日は、こどもの矯正治療の中でよくご質問頂くマイオブレースとプレオルソの違いについて説明させていただきます。

どちらの装置も軟らかいマウスピースを使用する為、ワイヤー矯正などに比べ痛みの少ない治療ということで、多くのお子様や親御さんから支持されています。
マイオブレースとプレオルソ、その2つの装置にはどのような違いがあるのでしょうか?
早速、それぞれの特徴についてお伝えします。


まず【マイオブレース】は、
筋機能療法(MFT)を重視し、マイオブレースを装着する習慣をつけることにより間違った舌の位置や嚥下や口呼吸の改善を行うことで、本来その子が持ち合わせている顎の成長の力を最大限に引き出してくれる矯正治療です。

日中1時間以上+就寝時にマウスピースを使用するのに加え、専用のアプリを活用しながら様々な口腔悪習癖を取り除くトレーニングを行います。
保護者とご本人の協力した取り組みにより、より良い結果が期待できます。

マイオブレースは、年齢や症状別に約70種類以上もあるマウスピースの中からそのお子様に適したマウスピースを選ぶことができる為、オーダーメイドに近いマウスピースといっても過言ではありません。マイオブレースの対象年齢は目的に合わせ3歳~15歳と幅広く、顎の成長のピークと言われている5さ~7歳ぐらいまでに始めると理想的です。
マイオブレースは、1980年代後半にオーストラリアで開発され、世界中で支持されています。


一方で【プレオルソ】は、
装着習慣を重視します。簡易な筋機能療法(MFT)は行われますが、歯科医院の方針によるところもあり、内容は様々です。
プレオルソは3つのタイプがあり、サイズや硬さの違いから口に合うものが選ばれます。日本国内で開発され、日本人の顎や歯列に特化した作りとなっています。悪習癖を取り除くトレーニングなどは行わず、装着習慣により効果を期待するため、やや硬めの作りとなっています。プレオルソの対象年齢は、5~10歳ぐらいで、遅くとも8歳迄に開始するのが勧められています。





マイオブレースが向いているタイプ

・口呼吸、舌癖など悪習癖を改善したい
・保護者が協力的
・歯並びだけでなく姿勢や顔貌も良くしたい
・後戻りさせたくない


プレオルソ向いてるタイプ

・とにかく装着ハードルを下げたい


西宮市の中津浜デンタルクリニック・こども矯正歯科では、これらの装置の特徴を十分に理解し、日頃はマイオブレースを中心とした小児矯正を行い、必要に合わせて一部プレオルソを用いた治療も行っています。


ではここからは、お子様の歯並びが悪くなる原因について、お話しします。
原因は一つではなく、幾つもの原因が重なって不正歯列や不正咬合となります。
原因には次の様なものがあります。


①顎の大きさや形 歯の大きさ
 
→上下顎のバランスは、遺伝的影響もありますが、実際には遺伝的要素は2割程度と言われています。成長期に十分な顎の発育が行われないと、限られた狭い顎の中に歯が綺麗におさまることが難しくなります。一般的に顎の成長は、上顎は10歳頃まで下顎は思春期を経て20歳頃までと言われており、どちらもタイムリミットがあることから、この時期を逃すと選択肢が狭まります。


②口呼吸、口が常に開いている(ポカン口)、唇や舌の筋力低下

→上顎の発達不全により歯列が狭窄し、上顎前突(出っ歯)や叢生(ガタガタ)や過蓋咬合(深い噛み合わせ)となります。元々生まれたての赤ちゃんはみんな鼻呼吸ですが、その後何らかの原因により口呼吸となり口唇閉鎖不全へと繋がります


③舌癖

舌を前に出す(舌突出)、嚥下時に舌で前歯を押す、いつも舌が下がっているなどがあります。実際歯は2グラム(ペットボトルキャップ1つ分)という弱い力で動かす事が出来ますが、舌には最大500グラム(500mlペットボトル分)の力があります。舌はとても強い筋肉なので、日常的な様々な悪習癖によって、歯が動かされてしまう事も珍しくありません。


④指しゃぶりやおしゃぶりの長期使用

→指やおしゃぶりを吸う事で前歯に強い力がかかり、上顎前突(出っ歯)や開咬(前歯が噛み合わない)の原因となります。指しゃぶりはおそくとも4歳くらいまでには辞めた方がいいとされていますが、長い期間指しゃぶりなどを行った結果、間違った舌の使い方が癖づいてしまうことも懸念されます。


⑤柔らかい食事

→柔らかい食事が中心となり咬む回数が少なくなると、顎の筋肉や骨への刺激が少なくなり、顎の発育不全になります。丸かじりや少し大きめに食材をカットしたり、肉やタコやイカなど弾力のある食事を取り入れていただくのも効果的です。


⑥頬杖、うつ伏せ寝、姿勢の悪さ

顎に偏った力を掛け、顎の歪みや噛み合わせのズレに繋がります。不正歯列や不正咬合は、ただ口の中の問題ではなく姿勢など全身状態とも関係がある事がわかっています。猫背、まき型、反り腰、ストレートネックなども口腔悪習癖を引き起こす原因となります。


⑦乳歯のトラブル、早期喪失

乳歯には永久歯萌出のためのスペース確保という大切な役割もあるため、乳歯のトラブルが永久歯に影響を与える場合もあります。その為、乳歯をなるべく健全な状態で管理しておくこともとても大切です。


⑧アレルギー性鼻炎、扁桃肥大など

→耳鼻科的疾患により、鼻呼吸が難しい状態が長く続いてしまうと日常的に口呼吸となり、正しい顎の発育が行われず、歯並びが悪くなる事があります


以上のことから、不正歯列や不正咬合には様々な原因が関係する為、早期介入により多方面からのアプローチが可能となり、お子様にとってより良い治療法を選択することができる様になります。


当院では、

・これからお父さんお母さんになろうと考えている方向けのマイナス2歳からの予防歯科
・0歳の赤ちゃんの哺乳やおしゃぶりや離乳食や虫歯ゼロの土台作り
・乳児期の口腔ケアや間食の考え方
・幼児期~学童期の良い歯列や咬合と虫歯予防
・成人の方の歯周病ケア

など皆様のライフステージに寄り添った診療を心掛けております。


院長は女医で、子育て経験のあるママや子供好きスタッフばかりですので、まだ歯科にかかったことがなく歯医者デビューを考えておられるお子様も安心してご来院ください⭐️
虫歯や歯周病や歯並びのお悩みは勿論、「こどもの歯ぎしりは様子見でいいの?」「指吸いは何歳までにやめればいい?」「食べるの遅い!!」「離乳食ってこれでだいじょうぶ?」など様々なお悩みにもお答えします。

ご予約は 0798-65-5611 にお電話を頂くか、webから24時間お取り頂けます。

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