口呼吸を改善したら歯並びはどう変わるのでしょうか?

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口呼吸を改善したら歯並びはどう変わるのでしょうか?

歯科治療について

2026/04/17




口呼吸が歯並びを悪くするのには大きく分けて、3つの理由があります。


① 口呼吸によって舌の位置が下がる

本来、舌は上あご(口蓋)に軽く触れているのが正常です。
でも口呼吸だと舌が下に落ちやすくなり、上あごの成長を支えられません。

その結果…
 ・上あごが狭くなる
 ・歯が並ぶスペースが不足する
 → ガタガタの歯並びの原因に


② 口が開きっぱなしになる

口呼吸の人は無意識に口が開いていることが多いです。

その影響…
 ・唇の筋肉が弱くなる
 ・歯に外側からの圧力がかからなくなる
 → 前歯が出る(出っ歯)などの原因に


③ 顎の正常な発達バランスが崩れる

口呼吸が続くと、顔や顎の成長にも影響します。

例えば…
 ・下あごが後ろに下がる
 ・面長な顔立ちになりやすい


このことから特にポイントになるのは「口呼吸 → 鼻呼吸」への改善です。
歯並びに関係しているのは、舌・唇・頬のバランスなのです。



では口呼吸を鼻呼吸に改善すると、どうなるのでしょうか


1. 鼻呼吸をすると舌の位置が変わる

鼻呼吸:舌は上あごについている(正常な状態)
口呼吸:舌が下がる 前方へ出る

舌が上あごについていると、成長期の子どもは上あごが横に広がりやすくなり、歯がきれいに並ぶスペースができやすい。


2.鼻呼吸をすると、お口周りの筋肉が発達する

口呼吸:口が開きがち → 前歯が出やすい(出っ歯)
鼻呼吸:唇が閉じる → 口の周りの筋肉を使うため、歯に適度な圧がかかり理想の歯並びに近づく

→ これにより「出っ歯」や「開咬(前歯が閉じない)」の予防につながります。


3. 鼻呼吸をすると、理想的なあごの成長へつながる

特に子どもの成長期には影響が大きいです。

鼻呼吸 → あごが正常に発達します。
口呼吸 → あごが細くなりやすい(あごの劣成長)歯の並ぶスペースが不足し、歯が綺麗に並びきらずに重なってしまいます(歯の叢生)


4.鼻呼吸をすると、睡眠の質が上がる

・いびきが減る
・深く眠れるようになる
・朝のだるさが減る

さらに、睡眠時無呼吸症候群の改善につながることがあります。


5.鼻呼吸をすると、お口の中が健康的に変わる

・虫歯ができにくくなる
・歯周病の予防
・口臭が減る

鼻呼吸だと口の中が乾きにくく、細菌が増えにくくなります。


■ このことから口呼吸を改善すると歯並びは以下のように変化します

※すでに大人の場合は「劇的に歯が動く」というよりは感染症などの予防・安定効果が中心です

成長期の子どもは

・歯が並ぶスペースが広がる
・歯並びが少しずつ改善されていく
・歯並びが悪化しにくくなる(これ以上の崩れを防ぐ)
・成人矯正が軽く済む可能性がある
・あごの発達が正常に近づく

大人は

・歯並びの悪化を防ぐ
・矯正後の後戻りの防止
・口元の見た目(口ゴボ感)が改善することも
・フェイスラインがスッキリする可能性がある


■ ただし重要なポイントがあります

口呼吸への改善だけで歯並びが「勝手にきれいに治る」わけではありません。

特に以下の場合は矯正などの別対応が必要です。

・口呼吸による歯の叢生(ガタガタの歯並び)
・骨格的なあごのズレ
・噛み合わせの異常


■ 口呼吸を改善するために具体的に意識することは

・鼻呼吸を意識する
・舌を上あごにつける(スポットポジション)
・唇を軽く閉じる
・寝るときに口が開かないようにする


■ まとめ

口呼吸から鼻呼吸への改善は「歯並びを整えるための大切な土台づくりのため」に重要です。
特に成長期のこどもには影響が大きく、当院では子どもの歯科矯正治療にマイオブレースを取り入れています。


マイオブレースとは…

成長期にあるお子さまの顎の成長や歯並びを悪くしている根本的な原因(口呼吸・舌の位置・唇や頬の筋肉の使い方など)の改善を行います。
取り外しのできる装置を日中1時間と、夜間の寝ている間に装着し、日中のアクティビティとして、お口や、お口周りのトレーニングを毎日行います。
そのため後戻りが少ない矯正治療です。学校、幼稚園、保育園に行く時に装着する必要はありません。

歯並びを単にきれいに並べるだけでなく、
・ 顎の成長バランスを整える
・ 将来の永久歯が正しく並ぶ土台を作る
・ 噛み合わせや発音、口呼吸の改善
といった機能面の改善が大きな目的となります。

正しい鼻呼吸の方法は、マイオブレースのアクティビティとして最初に行い、身につけていきます。毎日のマイオブレース装着と、正しい鼻呼吸の定着で歯並びが良い方向へと変化し、お口周りのトレーニングを続ける事で理想的な歯並びを目指していきます。

さらに、当院の院長は女性歯科医師です。自身も歯列矯正を経験し、二児の母として現在も育児に向き合う立場から、お子さまや保護者の方の気持ちに寄り添った、きめ細やかな配慮を大切にしています。

そのため、初めての歯科受診や矯正相談の方にも分かりやすく丁寧にご説明し、安心してご来院いただける環境づくりを心がけています。
「歯医者が苦手」「矯正が不安」そんなお気持ちに寄り添いながら、無理な診療は行わず、お一人おひとりのペースを大切に診療しております。
      


◾️アクセスのご案内

門戸厄神駅から徒歩7分・駐車場利用可

当院は、阪急・門戸厄神駅から徒歩7分の場所にあります。
また、近隣に時間貸し駐車場がございますので、お車でのご来院も可能です。

西宮エリアで、通いやすさと専門性の両方を大切にした小児歯科・矯正歯科として、多くの方にご来院いただいています。

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