こどもの滑舌 何歳まで様子見?

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こどもの滑舌 何歳まで様子見?

歯科治療について

2026/05/07



こんにちは。西宮市にある中津浜デンタルクリニック・こども矯正歯科です。

先日ご来院いただいた保護者の方より「こどもの滑舌が気になるけど、歯科で診てもらえるんですか?」とご質問をいただきました。
「勿論です。歯科でお手伝いできることが沢山あります。」とお答えしました。

こどもの滑舌の悪さが気になると「このまま様子見でも大丈夫?」と不安になられることがあるかもしれません。
特に発音が不明瞭だったり、言い間違えが多かったりすると、将来のコミュニケーションへの影響も心配になりますよね。
滑舌は、【言葉の発達】だけでなく、【お口の環境】や【歯並び】が関係していることが多いため、歯科でサポート出来ることも多く、早めに相談することで改善に繋がるケースも少なくありません。

今日は、こどもの滑舌の悪くなる原因と、歯科でできる対応についてお伝えできればと思います。



まず、滑舌が悪くなる原因はいくつか考えられます

そのひとつに、舌、唇、あご、頬などの口周りの筋肉の発達が未熟であるということです。低位舌や舌の動きが上手くコントロール出来ないと、【サ行】【タ行】【ラ行】などの発音が難しくなります。また、口呼吸の習慣があると口周りの筋肉が十分に使われず、発音に影響が出ることもあります。

次に歯並びや噛み合わせの問題も大きな要因です。歯と歯の間に隙間があったり、前歯が出ていたりすると、空気の抜け方が変わり、正しい発音がしにくくなります。特に【サ行】が【シャ行】に聞こえるなどのケースでは、歯並びが関係していることもあります。

さらに【舌小帯(ぜつしょうたい)】と呼ばれる舌の裏側にある筋が短い場合も注意が必要です。舌小帯が短いと、舌の可動領域が制限され、発音が不明瞭になることがあります。いわゆる【舌たらず】と言われる状態の一因です。



では、歯科ではどのようなことが出来るのでしょうか?

まず行われるのは、お口全体のチェックです。
歯並びや噛み合わせ、舌の動き、お口周りの筋肉の使い方などを、総合的に確認します。原因が、歯や口の構造にあるのか、それともお口周りの筋肉の使い方に問題があるのかを見極めることが大切です。

歯並びが原因の場合は、矯正治療を検討することがあります。こどもの場合、成長段階に応じた矯正治療が可能なため、選択肢が多く大人よりも負担が少なく改善できるケースもあります。マウスピース型の矯正装置や、簡単な器具を使って徐々に歯並びや噛み合わせを整えていきます。

舌小帯が短い場合には【舌小帯切除】という処置が行われることもあります。これは必要に応じて行われるもので、すべてのケースで手術が必要になるという訳ではありません。軽度であれば、トレーニングで改善する事もあります。また、日中何もしていない時に舌が下に落ちている【低位舌(ていいぜつ)】の場合も、舌を本来あるべき上顎(うわあご)のスポットへ付けるトレーニングが必要となります。


さらに、最近では【口腔筋機能療法(MFT)】と呼ばれるトレーニングも注目されるようになりました。【口腔筋機能療法(MFT)】とは、舌や唇、頬の筋肉を正しく使えるようにするためのトレーニングで、歯科医院で指導を受けることができます。

例えば
・【低位舌】には舌を上顎(うわあご)のスポットにつけるトレーニング
・【口唇閉鎖不全】は口を閉じるトレーニング
・【乳児型嚥下】には正しい飲み込み方である【成人型嚥下】のトレーニング
などがあります。



ご家庭で出来ることもあります

・よく噛んで食べる
 →噛むことで口周りの筋肉がしっかり育ちます。

・口を閉じる習慣をつける
 →テレビを観ている時など、お口がポカンと開いていないか確認する。

・鼻呼吸を意識する
 →鼻づまりがある場合は、耳鼻科の受診も検討する。

・舌を動かす遊び
 →「ベロの体操」などで楽しくトレーニングできます。



まとめ

こどもの滑舌の悪さは成長の一部であることも多いですが、
・お口周りの筋肉の使い方
・歯並び
・口呼吸
といった歯科的な要因が関係していることも少なくありません。

どのタイミングで歯科に相談すればいいのでしょうか?
一般的には4~5歳になっても発音の不明瞭さが気になる場合や、周囲の方が聞き取りにくいと感じる場合は一度受診されることをお勧めします。

まずはお子様をよく観察してみてください。
お口がポカンとあいている、喋るとき舌を前に突き出す、飲み込むときにお口周りの筋肉が動く、食べるのが遅いやクチャクチャ音が鳴るなど
小さなサインを見つけられたら是非ご相談ください。

西宮市の中津浜デンタルクリニック・こども矯正歯科では、お子様のお口の状態を総合的にチェックしお子様にあったサポートを提案させていただきます。また、当院の院長は女性歯科医師です。自身も歯列矯正を経験し、二児の母として現在も育児に向き合う立場から、お子様や保護者の方の気持ちに寄り添ったきめ細やかな配慮を大切にしています。

初めての歯科受診や矯正相談の方にも分かり易く丁寧な説明を行い、安心してご来院いただける環境づくりを心がけています。

『歯医者が苦手』『矯正が不安』
そんなお気持ちに寄り添いながら、無理な診療は行わず、お一人おひとりのペースを大切に診療しています。



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門戸厄神駅から徒歩7分・駐車場利用可

当院は、阪急・門戸厄神駅から徒歩7分の場所にあります。また、近隣に時間貸し駐車場もございますので、お車でのご来院も可能です。
西宮エリアで、通いやすさと専門性の両方を大切にした小児歯科・矯正歯科として、多くの方にご来院いただいています。

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